レポート

【イベントレポート】オリジナルラッピング講座で学ぶ、素敵な贈りものライフ

「ハンドメイド×ラッピング」をテーマに、minneの人気作家さんたちのラッピングアイデアをまとめた『minneラッピングアイデアブック』が、3月15日(水)に発売されました。今回は、minneのアトリエ 世田谷で開催されたワークショップ『オリジナルラッピング講座』の様子をレポートします。

「ハンドメイド×ラッピング」をテーマに、minneの人気作家さんたちのラッピングアイデアをまとめた『minneラッピングアイデアブック』が、3月15日(水)に発売されました。今回は、minneのアトリエ 世田谷で開催されたワークショップ『オリジナルラッピング講座』の様子をレポートします。

【WORK1】消しゴムはんこでオリジナルラッピングアイテムをつくる

想いを込めて贈るものだからこそ、素敵にラッピングしたいですよね。せっかくならオリジナルのラッピングアイテムを使って、手づくりの”あたたかみ”もいっしょに伝えましょう。

オリジナルラッピングへの第一歩。ラッピングペーパーを彩る「消しゴムはんこ」づくりから、ワークショップはスタートしました。

講師にお招きしたのは書籍でも「消しゴムはんこ」のつくり方をご紹介いただいた「ただのやまもと」さん。和柄や数字など、ちょっぴりクールでどこか可愛らしいデザインが特徴です。

まずは消しゴムに転写する図案選びから。完成をイメージしながらどんなデザインにしようか、じっくりと悩みます。さっそく『ラッピングアイデアブック』を参考にしてくださる方も…!

転写できたらいよいよカッターで図案を彫っていきます。軽い力でスッと刃がすすむ感覚が気持ちいいです。

細かい図案や難しいデザインは慎重に慎重に刃を入れていきます。直線をピシっと彫るのに手こずったり、カーブが歪んでしまったり。実際に作業してみて、はじめて知る発見がたくさんありました。

ただのやまもとさんが席をまわって丁寧に教えてくださいます。図案にもよりますが、消しゴムを回転させながら作業するのが、うまく彫るコツなんだとか。
「形になってますよ」 「難しそう、頑張って!」 など、お互いに励まし合いながら製作できるのもワークショップの醍醐味ですよね。

ある程度出来上がったら紙に試し捺し。もう少し削って、試し押し…の繰り返し。

根気のいる工程ですが、みなさん黙々と手を動かしていました。

はんこが出来上がったら、インクの色や押し加減を確かめてどのようなデザインにしようか考えます。「かすれ」も、また味があって素敵。もちろん、発色の良さをとことん追求される方も。みなさん消しゴムはんこの奥深さを体感されていました。

はんこをいくつか組み合わせるアイデアも飛び出しました。これなら難しいデザインにも挑戦できそう…!
イメージが固まってきたらいよいよ本番。クラフト紙、和紙、端切れに思い思いの配置で押していきます。

せっかくなので、ただのやまもとさんの消しゴムはんこも使わせていただき、豪華なコラボラッピングペーパーも製作しました。
短時間ではコツをつかむのが難しそうな消しゴムはんこ。ですが、さまざまなテクニックを教えていただき、無事オリジナルのラッピングペーパーができあがりました。

【WORK2】ロウ引き布・ペーパーでオリジナルラッピングアイテムをつくる

続いて、完成したラッピングペーパーを使ってロウ引きに挑戦。細かく削ったロウを全体にぱらぱら。「まるでピザ職人みたい!」とみなさん楽しそう〜!

アイロンをかけるとだんだんロウが溶けて染み込んでいきます。「わぁすごい!」「こんな風になるんだ〜!」と、みなさん驚かれていました。

四隅まで、まんべんなくロウを浸透させれば出来上がり。ロウ引き前より透明感が増し、丈夫な仕上がりとなりました。そして何より、こんなに簡単にできてしまうなんてびっくりですよね。

さっそくブックカバーをラッピング。ひと手間加えるだけでワンランクアップ。

他にもアレンジを。布にはんこを押してロウ引きしたものを、ハトメをギュッ!

あっという間にしおりの出来上がり。ロウ引き布はほつれにくく加工もしやすいので、いろいろ応用できそうですね。

こちらはロウ引き布を使用した小物入れ。ころんとした形がかわいいです。余った端切れをこんなふうに活用できるなんて、本当に素敵なアイデアです。
 
難しいイメージのロウ引きですが、揃える材料も少なく工程もとっても簡単でした。紙や布の強度もアップするので、大切な贈りものを包むのにぴったりですね。

【WORK3】マッチ箱型ギフト BOX をつくる

ここからの講師は、書籍の中でラッピングアイデアをご紹介いただいた「panna」さん。普段はアクセサリーを販売されていますが、そのラッピングがとても素敵なんです。

今回は、マッチ箱を可愛くアレンジする方法をレクチャーしていただきました。なんでもきれいに仕上げるコツがあるのだそう。

サンプルを手に取りながら、みなさん真剣に耳を傾けます。

書籍に収録されているラッピングペーパーを使って飾り付け。コツを取り入れながら、丁寧に貼っていきます。

贈る相手の顔を思い浮かべながら丁寧に整えます。
 
最後に今までの集大成!
ワークショップで作ったアイテムを組み合わせて、お菓子をラッピングしました。マスキングテープや布、刺繍糸などなど、かわいさ倍増アイテムもたくさんご用意。みなさん手が止まらず、とても楽しそうに仕上げられていました。

ついに、できあがり。

身近な素材とちょっとしたコツで、華やかで個性あふれるラッピングに仕上がりました。 こんなラッピングでプレゼントをもらったなら…想像するだけで嬉しくなります。開けるのがもったいないくらいの、アイデアと想いが詰まったラッピング。ぜひ、みなさんも贈りものに、ラッピング術を取り入れてみてくださいね。

書籍の発売を記念して小学館集英社プロダクジョンさまと特別開催した今回のワークショップ。ラッピングするひと手間を楽しんでほしいという思いから、盛りだくさんの内容となりました。 時間内に完成できるかな?とちょっぴり心配でしたが、「その組み合わせ、シックでいいね」「どっちの色が素敵かな?」 など、お互いのアイデアをシェアしながら自然と話もはずみ、とても楽しくあたたかな時間でした!



『minne ラッピングアイデアブック』はminneのアトリエ 世田谷でお読みいただけます。今すぐ試したくなるようなminne作家さまのラッピング術が盛りだくさん。さらに、minne作家さんデザインのラッピングペーパーがなんと24種類も収録されています。ご購入前に内容をチェックしたい方はお気軽にお立ち読みくださいね。
また、書籍の中で紹介されたラッピングサンプルも展示中です。贈りものの参考にぜひご覧ください。

<開催場所>minneのアトリエ 世田谷

<共催>


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「minneラッピングアイデアブック」

監修:GMOペパボ株式会社minne事業部
定価:1,700円+税
仕様:A4判変・並製・112頁・本文4C
発売日:2017年3月15日

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