レポート

【イベントレポート】studio yooさんの「作品展&受注会&お茶会」

minneのアトリエ 神戸で開催された洋服作家「studio yoo」さんによる「作品展&受注会&お茶会」の様子をご紹介。今回は、代表作のバルーンスカートを含むトップスやアウター23作品を約25種類の生地の中から自分にぴったりの一着をカスタムできる受注会やこれまでの作家活動のお話をうかがうお茶会を楽しみました。

minneのアトリエ 神戸で開催された洋服作家「studio yoo」さんによる「作品展&受注会&お茶会」の様子をご紹介。今回は、代表作のバルーンスカートを含むトップスやアウター23作品を約25種類の生地の中から自分にぴったりの一着をカスタムできる受注会やこれまでの作家活動のお話をうかがうお茶会を楽しみました。

プロフィール

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studio yoo

「minneハンドメイド大賞2015年」にて企業賞を受賞。縫製にはこだわりがあり、長く愛用できる作品にリピーターも多く、女性が自然に着こなせるナチュラルな洋服づくりを目指して制作している。

studio yooさんの想いがつまった作品展

minneハンドメイド大賞 企業賞受賞作品のバルーンスカートから、今回のためにつくられた新作のコートまでの23作品がずらり!展示している作品は全て試着可能で、着心地やサイズ感、生地の肌触りなど確認して購入することができます。
靴から帽子まで、studio yooさんによって全身コーディネートされた展示の演出も、studio yooさんのあたたかい世界観がより魅力的に表現されています。 一点一点の作品から、着心地や動きやすさを考えられた生地選びやポケットの位置や大きさなど細部のデザインに対するこだわりから丁寧なものづくりが感じられます。機能性だけでなくポケットが斜めについていたり、裏地に異なる色と柄の生地が施されていたり、と見ている人を思わずほっこり笑顔にする工夫も随所に散りばめられています。

これからのシーズンにぴったりな新作のコートも初お目見え。本来男性が着用する紳士スーツ用のウール生地を使い、レディースのコートを制作。見た目はシンプルでフォーマルでありながらも、裏地に水玉柄を使用したり、衿とポケットを丸くするなど女性らしいやわらかな印象を残し、年齢問わずオシャレが楽しめるデザインが幅広い方々に支持されています。
スーツ用のウール生地は、丈夫で暖かく、大切に末長く着て欲しいという、studio yooさんの想いが伝わってきます。

世界にひとつ、私だけの一着づくり

作品展に登場した23作品の中から、自分の体型に似合う1着をカスタムオーダーできる受注会を開催しました。
約25種類の生地から選び、着る方の体型にあったサイズ・着丈など、studio yooさんとお話ししながら、世界にひとつ、自分だけの一着を作っていきます。生地の肌触りなどを確認し、自分好みの一着をつくることができるのもハンドメイドならではの楽しみです。

参加された方から「可愛い!」「どっちにしようか迷う〜」など様々な声が飛び交っていました。studio yooさんの丁寧なヒアリングと気さくな人柄にすぐに会話も弾み、どんどんアイデアが浮かんできます。

気になる作品は実際に試着し、オーダーする作品が決まると丈やボリュームなど、着る方の体型に合わせて微調整していきます。
オーダーする作品や生地をどれにしようか悩む時間も受注会の楽しみのひとつですね。世界にひとつ、オーダー作品の完成は11月中を予定しています。お手元に届くまでぜひ楽しみにお待ちくださいね!

お茶会がスタート

お茶会には、minneに出品中の焼き菓子Aniseさんのお菓子をご用意しました。
まるでstudio yooさんの代表作バルーンスカートを履いているような可愛いクッキーは、ひとつひとつ手書きで模様が施されていて、少しずつちがった表情をしているところが何とも愛らしいです。添加物を使用せず自然素材をふんだんに使ったお菓子は、どれも自然な甘さで大切な人と一緒に食べたいほっこりするお味です。

今回は、作品展示と受注会に加え、studio yooさんに作家活動のお話をうかがうお茶会も開催しました。

minneハンドメイド大賞受賞作品のバルーンスカートや新作コートについて、作品のこだわりポイントや制作の裏側など語ってくれました。

お茶会には、minneで作品を販売している作家さんが多くご参加いただきました。
同じ作家として気になることもたくさんあります。モデルさんを使った撮影方法やSNSの活用方法、価格の付け方、制作活動のオンとオフ。

『ものづくり』を次の世代へ伝えていくこと

お茶会の最後に、stuido yooさんが大切にしたい「ものづくり」への想いを語ってくれました。
「私たちがやっている『ものづくり』を次の世代へ伝えていかないといけないと思っています。物にあふれたこの時代に、時間をかけてたったひとつの物をつくりだすこと、『ものづくり』ってやってみたらこんな素敵なものができるんだよ、ということ。与えられたものを私たちが発信していけば、また次の世代のひとたちへと繋がっていくと思います。ものづくりをしている作家として、仲間として、このような場を大切にして続けていきたいですね」。

1週間にわたる、「作品展&受注会&お茶会」は無事終了しました。ハンドメイドのあたたかさ、オーダーする楽しさ、作り手の思いを伝えることの大切さなど、「ものづくり」の魅力をより強く感じることができました。
studio yooさん、ご参加いただいたみなさん、素敵な時間をありがとうございました!


<開催場所>minneのアトリエ 神戸 minneのアトリエでは、随時さまざまなイベントを開催しています。ぜひ、チェックしてみてください。

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