火を灯さずに使える板状キャンドルの「アロマサシェ」は、飾って香りをたのしむ人気のインテリア。お好きなドライフラワーや色、そして好きな香りをチョイスしてオリジナルアロマサシェをつくってみませんか?(「minne HANDMADE LIFE BOOK vol.6」より抜粋)
用意するものはこちら
- ワックス(ソイワックスハード・みつろう・パラフィンワックス)
- スプーン
- 温度計
- ホーロー鍋(IH対応)
- IHヒーター
- はかり
- 電子レンジ
- ひも・リボン
- はとめ鋲
- アロマオイル
- ストロー
- 爪楊枝
- 木製マドラー
- はさみ
- ピンセット
- 紙コップ(大・中)
- ビーカー
- バラ(ピンク・ホワイト)
- ヘクソカズラ
- ユーカリの葉
- スターチス
- キャンドル用顔料
- 耐熱容器にいれたシリカゲル
- トレーシングペーパー
- 工作用紙
- ピーラー
- カッター
- 定規
- 筆
- ペン各種
- マスキングテープ
- ステープラー
型をつくる
工作用紙の外枠から2cmのところにペンで目印を書き、赤線部分をはさみで切ります。裏側の青線部分はカッターで薄く切り、折り目をつけやすくしましょう。
折り曲げてはみ出る部分は外側に折り出し、四隅をステープラーで留めます。
1の工作用紙と同じ大きさのトレーシングペーパーを、2と同じ手順で型紙をつくり、端をマスキングテープで留めて2でつくった箱の内側に入れる。これを2セット作ります。
ドライフラワーをつくる
シリカゲルを耐熱容器と紙コップの両方に入れます。バラの茎を、房のギリギリのところではさみで切ります。
バラの茎は、房のギリギリのところではさみで切っておきましょう。
耐熱容器に入ったシリカゲルの中に花を立たせて入れ、コップに入っていたシリカゲルを、花がつぶれないように周りから流し込みます。花びらの隙間にも流し込み、見えなくなるまで埋めましょう。
耐熱容器ごと電子レンジ(600W)に入れ、2分加熱します。加熱後は火傷に注意しながら、耐熱容器を取り出します。さらに加熱する場合は、シリカゲルが熱くなっているので1分半ほどにしておきましょう。
スプーンで花をすくうように掘り出します。粗熱が取れ、シリカゲルを筆で払い落としたらドライフラワーのできあがりです。他のフラワーも同じようにしてドライフラワーをつくります。
本体をつくる
2でつくった長方形の型に、飾りたいドライフラワーを仮置きして、構図を確認します。
はかりにホーロー鍋を乗せ、ソイワックスハードを50g入れます。※ドライフラワーをサシェの中に入れる場合、ソイワックスハードの代わりにパラフィンワックスを30g入れます。
さらにみつろうを20g加えます。※パラフィンワックスを使用している場合は、みつろうを5g加えます。
IHヒーターで熱し、木製マドラーでかき混ぜながらワックスを溶かします。適度に温度計でワックスの温度をはかり、80℃になったら鍋をIHヒーターから下ろします。
溶かしたソイワックスハードとみつろうを紙コップに移しておきます。。
ピンセットで顔料を少量つまんでソイワックスとみつろうの入った紙コップに加え、木製マドラーでダマがなくなるまでかき混ぜます。色が薄い場合は顔料を少しずつ足して調整しましょう。
はかりにビーカーを乗せ、アロマオイルをはかりながら合計7g(カモマイル・ローマン2g+ベルガモット5g)を入れます。
アロマオイルを紙コップに移し、沈殿しないように木製マドラーでよくかき混ぜます。
紙コップの1か所をそそぎ口の形に折り曲げておきます。
16のワックスを、3でつくった型にゆっくり流し込みます。
型に流し込んだワックスの温度を温度計ではかり、表面温度が53℃になるまで待ちます。
表面に薄い膜がはってきたら、仮置きしていた構図に基づき、ピンセットで花や葉を置いていきます。配置が下になるものから順にバランスよく置くのがポイントです。
ひもを通す部分に、約3cmの長さに切ったストローを差してそのまま1時間ほど常温で固めます。
温度が下がり、固まったらストローを抜き、型とペーパーからアロマサシェを外します。
仕上げる
ピーラーで外枠の形を削ってととのえます。ストローを抜いた穴にはハトメ鋲を差し込み、指で軽く押さえて固定し、爪楊枝で余分なワックスを取り除きましょう。その穴に40cmに切ったヒモを通すと…
ハトメ鋲を差し込んだ穴に40cmに切ったヒモを通したら…
できあがり。
みんなのハンドメイド本
「minne HANDMADE LIFE BOOK」
今回ご紹介したレシピは、「minne HANDMADE LIFE BOOK」で詳しくご覧になれます。レシピページのほか、さまざまなハンドメイド作品をご紹介していますので、ぜひ手にとってご覧になってください。
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