minneのアトリエ 世田谷で開催された、作家trikotriさんによるワークショップの様子をご紹介。今回は、ビション・フリーゼと柴犬のぽんぽんをみなさんで手づくりしました。
プロフィール
trikotriさん
毛糸をぐるぐると巻いてつくったぽんぽんを、まるで本物の動物のように仕上げる、作家・trikotriさん。minneのハンドメイド大賞2015では大賞を受賞されました。現在は書籍やキットの制作・監修など、幅広くご活躍されています。
minneのアトリエ 世田谷で初めて開催されたtrikotriさんのワークショップ。1日目は「ビションフリーゼ」、2日目は「柴犬」のつくり方を、それぞれおしえていただきます。
ふわふわのビションフリーゼ
ビションフリーゼの回では、はじめてぽんぽん作りに挑戦する方も多く、みなさん「つくれるかな…」とドキドキ。
材料が詰められた小箱には、サンタさんの帽子をかぶっているビションフリーゼのシールがぺたり。trikotriさんのおもてなしの心が感じられますね。かわいい…!
まずはtrikotriさんから、手順の解説が。みなさん、手元の材料を確かめながら真剣な表情で聞き入っています。
いよいよ作業開始です。まずは、ぽんぽんをつくる用具に白い毛糸をぐるぐると巻きつけていくところから。みなさん巻く回数を心の中でしっかり数えながら作業されていました。
必要な回数巻き終えると、真ん中にハサミをいれていきます。ちょっと勇気の必要な作業ですが、毛先が広がっていく様子がたのしい。
手のひらでころころと転がしながら形をととのえていきます。すでに、ビションフリーゼのおもかげが。参加者さんたちからも「もうかわいい…」と声が漏れていました。
ニードルで刺しながら顔のかたちをつくっていきます。プスプスと刺すことで、その部分が硬くなり、ほわほわの部分との陰影が生まれます。
鼻や口をつくり、目をつける作業を経て、それぞれのお顔が完成。同じ工程を経ているのに、つくる人によってまったくちがう表情が生まれます。
完成したビションフリーゼを撮影。アイスクリームに見立てて撮影すると、こんなにかわいい。つい「わらってわらって~」と声をかけてしまう愛おしさです。
角度にも工夫しながらカメラを構えます。年賀状にも利用できそうなかわいいお写真がたくさん撮れました。
愛嬌たっぷりの柴犬
2日目は柴犬です。ビションフリーゼより難易度はすこし高め。
異なる色の毛糸を混ぜることで、お顔の「模様」や「まろまゆ」を表現します。「何色を何回巻く」というのがそれぞれ決まっているので、しっかりと数えながらまきまき。
まるでトリマーさんのように、全体のバランスを見ながらハサミを入れていきます。
口もとは表情を決める大事なポイント。にこにこっとしている子もいれば、きりっとりりしい子も。
最終関門は耳。糸の束をニードルで刺すことで1枚の布に仕上げ、耳のかたちに切っていきます。ぽんぽんに刺して出来上がり。
性格まで想像してしまうような、表情豊かな柴犬ぽんぽんたちが完成しました。
素敵な写真がたくさん撮れましたね。
trikotriさんの想いやおもてなしがぎゅっとつまった、たのしいワークショップ。愛くるしい自作のぽんぽんを見つめる参加者のみなさんの笑顔がとても印象的でした。
ご参加いただき、ありがとうございました!
minneでは、随時さまざまなイベントを開催しています。ぜひチェックしてみてください。