今はガーゼもさらしもシルクもゴムも鼻ワイヤーも全てが不足しています。

そんな中で材料を集めるのは本当に大変で、アトリエに来れないスタッフが家でネットを探し回って集めてくれている状態。

ガーゼも届いてみたらフワフワ柔らかいものもあれば、これまで通りの普通のガーゼもあります。シルクも手触りが違ったり、光沢が違ったりします。

それでも「これは使える」というものを選んでマスクに仕上げています。シルクに関してはリピート買いしてくださったお客様から「前のと違う」とお叱りの声もありました。

しかし、この時期同じものを入手するのは難しいです。不快に思われたようなので返金して対応させて頂きました。

顔が見えないので、ネット販売の怖さでもありますが、お客様が不信感を持ったら「騙された」と思われる。それは以前にも経験した苦い経験です。

お客様の声を決して聞き逃さない。その時のできる限り誠意を持ってお返事する。それだけは忘れないようにと努力しています。

お客様からちょっとでも「ん？」という疑問を感じる声が出ると、夜遅くてもアトリエに集まって話し合います。「この声に私たちができることは？」と、何度も相談して改善してきました。

近日再販するマスクはこれまでのマスクよりもきっと良い物になっています。相変わらずアトリエはお手伝いスタッフが頑張って、マスク工場みたいです。ゴムが到着したら販売開始となります。是非期待して待っていて欲しいです。



<材料>

いつも利用しているヤマト運輸の窓口。受付の女性がマスク不足でマスクを使っていなかったので、翌日急いでH&Jのマスクを「みんなで使ってください」と寄付しました。

そんな出来事があって1ヶ月ほど経ったのかしら。

久しぶりにヤマトに行くと「マスクありがとうございました。あのマスクすごくいいですね」と声をかけてくれました。

「あら、良かったわ」みんなマスク姿だったので安心しました。

「あの…これっておいくらですか？あんまり良かったので是非買いたいんです。母にもあげたいし、親戚にもあげたいんですけど…5枚売ってもらえませんか？」

思いがけないお客様となりました。
実際に使ってみて「もう一枚欲しい！」というリピーターがとても多い事に驚くのですが、まさか寄付したマスクがお客様を呼ぶとは思っていませんでした。

どこの何が繋がりになるかわからないものです。大切にしたいと思います。


思いがけないお客様

H&Jのマスクをご購入頂いたお客様から画像が届きました。

消しゴムハンコで模様をつけたマスク。とても可愛いマスクになっています。

何でもないシンプルなマスクを、こんな風にリメイクするってすごい！と感動しています。

今の日常は楽しみを見つけるのが難しいけれど、こんなふうに身の回りの事で楽しめるって素敵。見ているだけでワクワクします。

こういう心の余裕を忘れないようにしたいです。

暮らしの楽しみ方

パンを焼いてスタッフと食べました。
「美味しい。これも売れたらいいのに」
「無理無理！あははは」

minneでの食品販売は役所の許可を得ている人しかできません。

「でも、下の店舗（貸店舗）は保健所の許可が出てるし、後は公衆衛生の講習会に行けばいいんじゃないのかな？」

あれれ？やろうと思えばできそうな環境にありました。

「イベントで焼き菓子とかも並べたら楽しいよね」と、盛り上がっていたら
「もはやカテゴリーは何になるのかわかりません」と、スタッフ。

今もファッションとインテリアを作っている上にフードも？と、大笑いしました。
目指せ！ハンドメイドの総合商社！

夢は大きくね。笑

総合商社？

市販の子供用使い捨てマスクと同じ大きさでシルクのマスクを作りました。これまで子供用マスクは大人と同じ¥1000で販売していましたが¥500で販売する事にしました。

これから暑くなるので、薄くて子供でも使いやすいシルクのマスク。もっと手軽に使って頂けたらと半額にしました。

アトリエは下町の商店街にあります。
いつも子供達の声が響く商店街も、今は静かです。

子供達の声が1日も早く戻ってきて欲しい。心からの願いです。



子供応援マスク

緊急事態解除のニュースを聞くたびに、都内に暮らす私は「いいなぁ…楽しかろうなぁ…」と羨ましく見ています。

マスクをして、ソーシャルディスタンスを守ってでも、広い公園なんか行ったら気持ち良いだろうなぁ。ドライブに行ったら爽快だろうなぁ…などと想像してはニマニマしています。

5月は辛かった。これが本音です。
休みがあるとつらい。仕事をしている方がラク。でも体は疲れ、何のためにこんなに働いているのか段々わからなくなったりしました。

楽しいという気持ちが、なんだか遠くに感じました。元気が出ない。なんだか落ち込む。ため息ばかりで自分でも嫌になる。

「なんかさ、元気が出るような服作りたいよ。これ着て外に出たら楽しいだろうなぁーっていう服！」ふと、口から出た言葉は私の心の叫びだったのかもしれません。

いつも仕入れをする生地屋さんは休業中。ネットをウロウロ探していて見つけたのがヌノコトファブリックさんでした。

元気が出る色を見つけました。
早速ワイドパンツにしたら、作っているうちにどんどん私の中から「楽しい」が溢れてくる。「うわぁぁ…かわいい」今度はため息じゃなくて嬉しくて吐息がもれる。

作る人として、作りたい物を作る。自分が欲しい物を作る。それがどんなに素敵なことかよくわかりました。作れる、作る事ができる。当たり前じゃないんだなと強く思いました。数は少ないけれど、そういう物を少しずつ並べて行けるように頑張ります。

元気になるワイドパンツ

緊急事態が解除されて、どこに行くという事もありませんが気持ちが軽くなりました。

ネットで取り寄せたグリーンカーテンの苗を植えたり、苺を収穫したり、ステイホームを引きずりながらも楽しんでいます。

季節が変わるんだな…と、思います。
私はマスクをする習慣がなかったので、日常の中でマスクをするのは大変な事だなと感じています。

H&Jのシルクのマスクは肌触りがいいので、つけていても「気持ちいいなぁ」と感じます。これは確実に使い捨てマスクと違うところです。

特にツルッとタイプのシルクは本当に気持ちが良くて、使い捨てマスクを使えなくなるほどです。

シルクは吸湿性にも優れているので、マスクの中に暑さがこもるということもありません。

でも散歩中息が上がってはぁはぁしたりすると、ちょっと暑い。これは仕方ないのでちょっとマスクをずらして、またちょっとしたらつける。そんな感じで無理をしないように使っています。

これからは熱中症なども心配されます。どうか無理のないように頑張りましょう。

そして1日も早く、マスクのいらない日が来ますように。

無理をしない

一時期落ち着いたように感じたマスクの注文。また殺到しています。

どうやら緊急事態解除で、学校や会社が始まりマスクが必要になった事と、これまでの紙マスクでは暑さに耐えられないと布マスクを探して来られるようです。

学校が始まったら子供のマスクが必要になる。これはわかっていたので早めに試作をして準備していました。ただ制作する人数が限られているので、普段の注文をこなしながら更に子供用を作ると無理があります。

作っても在庫が増えず、その日に出す分で精一杯。そんな感じです。

そしてまたひとつ、私たちが気にしているのは7/1からのエコバッグ。これも絶対必要になるものだと感じて試作を開始しました。

これまで大きなエコバッグはありましたが、小さなエコバッグが欲しい。コンビニでパンと飲み物を買うくらいのものがあれば良いなと思います。

私たちが欲しいと思うものは、きっとお客様も欲しいはず。試作の始まりはいつもそういう気持ちです。あー、また始まった。「こういうの欲しい」

8年もこういう暮らしをしているのでわかっています。ここからが面白いんです。頑張ります。



始まる

7月からのレジ袋廃止のニュースを見て、毎日のように通うコンビニの事が頭に浮かんだ。

以前作ったエコバッグよりも、もう少し小さいのが欲しい。そう思ってコンビニで1番もらう袋のサイズを見てみたら意外と大きいので驚いた。

実際皆さんはどうなのかな。
私はスタッフなどもいるので、飲み物は1リットルの大きなパックを買う事が多いし、大中小でいうなら中サイズを頂く事が多い。1番小さなサイズはほとんどなかった。

多分小さな袋にいれるようなものだと「このまま頂きます」と、袋を拒否しているからだと思う。

色々サイズ感は試作を繰り返して、弁当が傾かないマチの大きさと、鍵や駐車券を入れるような小さな外ポケット、1リットルの紙パックがすっぽり入る事などをポイントにしてみた。

画像のエコバッグは別バージョン。
こちらはコンビニ用にぴったりサイズ。改良してマチをもっと大きくしたので実際は画像よりも短くなって使いやすくなっている。

ひとつクリアすると、また問題。またクリアすると次の問題。そんなふうに間違えながらじゃないと前に進まないので試作は既に5作品できてる。そろそろ形になってきたので仕上げたいところ。7月までには販売したいものね。



エコバッグ

7月1日から始まったレジ袋有料化。
H&Jは小さめのエコバッグを制作販売しています。

大きいエコバッグはたくさん売っているけれど、パン屋さんやコンビニへ行く時に使えるちょっと小さめのエコバッグです。

エコバッグも準備万端！いつでも買い物に行ける！と思っていましたが、散歩の途中で立ち寄ったコンビニ。飲み物だけのつもりが「ついでにこれも」とレジの前に行って「あ！エコバッグ忘れた！」

買い物をする予定じゃなかったので、財布とスマホしか持ってない…

でも、大丈夫！なんと、レジ袋ホルダーを小銭入れに付けているんです。レジ袋も繰り返し使えばエコだし、たたむと小さくなるので改めてレジ袋の便利さを感じています。

これまでみたいな過剰包装をなくして、繰り返し大切に使いたいと思います。

レジ袋ホルダーは、エコバッグに付けておけば予備の袋になります。
普段持ち歩くものに付けておけば、不意のお買い物にも便利です。

しかし…「レジ袋ホルダー」って、あまり売ってないし、見ない物でしょう？
我が母が「エコバッグはいらないの。いつもポケットにレジ袋持ってるから」という一言から、junが考えたもの。

他と同じじゃダメ！junの経営方針が、ここにも出ています。ゼロから考えるので、試作もたくさんしました。そういう時間もまたワクワクします。

なんだこれ？と、思うけれど使っている私はとっても便利に利用しています。エコバッグの心配をしなくても気軽にお買い物ができる。なかなかの優れものです。

レジ袋ホルダー

今年はガーゼの生地の入荷が少なくて、なかなかスカートやパンツを作れませんでした。

少しずつ作っては販売していますが、売り切れが多くて申し訳ない気持ちでいます。

ガーゼはまだ入荷が不安定なので、秋冬用にソフトスエード風の生地を使って新作を作りました。

ガーゼの衣類と同じ形ですが、生地が違うとシルエットも変わります。
しっとりとした落ち感がきれいです。

履き心地は動きやすく、シワにならず、ちょっとしたお出かけにも使えます。オススメです！

秋冬物

minneのインスタライブで「褒め会」というのが始まりました。

褒めて欲しい人が「こんな事がんばりました」とメッセージすると、まおさんが褒めてくれるというもの。

褒めて欲しい事があるというのは、頑張ったって事。手を挙げただけでも偉い！と思います。

学生の頃は成績という評価がつくけれど、大人になると自分の頑張りが空回りしたり、自分は満足しているけれど周りの評価は低かったりとうまくいかないこともあります。

でも、無条件に「頑張ったね！」と、肩を叩いてくれる「褒め会」ステキなコンテンツになりそうですね。

私も何か褒めて欲しい…と、褒められる事を探しましたが思い浮かびませんでした。笑

人の事なら「あなた、あれも、頑張ったじゃない！こっちも、あなたのおかげよ！これだってあなた無しじゃできないわ」と、次々出てくるのに自分のは…無いわ…大丈夫か、私？心配になります。

実は最近メディアに出るまでの経緯を教えてほしいとメッセージを頂きました。ゆくゆくは自分もたくさんの人に見て欲しいという方でした。

きっとね、そういう質問をするってすごく勇気が必要だったと思うんです。minneのギャラリーを拝見して、僭越ながら少しばかりアドバイスなどさせて頂きました。

時々ご相談などを頂いてお答えすると「そういう見方をした事がなかったのでビックリ」と言われる事が多いのですが、私たちは「見る目と考える頭は多い方が良い」と思っています。

1人では思い付かなかった事も、みんなで話し合うとたくさんの意見が出てくるものです。

今私が褒めたいのは、勇気を出して相談してくれた事。がんばりました。そして頑張ってね。と、大いに褒めさせて頂きたいです。

あ…褒め会じゃなくて「褒めたい会」があったら参加させて欲しいです。たくさんオススメの作家さんを褒め称えたいです。

H&J Gallery

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