皆様、ご無沙汰しております。
長雨の季節に差し掛かって参りました。
体調などお変わりないでしょうか。
さて、本日はある世界の所々に根付く
石英…水晶の話をしようと思います。
水晶はそれを形成する小さな要素が
規則正しく並び集まることによって
肉眼で確認できる大きさにになり
長い年月をかけ柱状となったものです。
ほとんどの石英は、産地などがあるように
多くの仲間たちと身を寄せ合って
広範囲に存在していることが多いですが
この世界では、ぽつんと一本現れたり、
昔からその場所に突然生えていたりする
不可思議な石英が8つあるそうです。
周りに同種の石英が群生するわけではなく
代わりに、それを中心に何かが集います。
例えば緑が生い茂り、花が咲き、
生き物が生まれ、自然現象が起きる。
この石英たちは神聖なものであるとされ
保護を受けて大切にされています。
祈りを捧げたり、綺麗に磨かれたりと
生活の一部になってきました。
ところが、この世界を訪れたある学者は
異世界から何をテレポートさせる鍵では?
と新しい見解を述べたのです。
確かに、自然発生の石英とは違いますし
例えば人為的なものであるとすれば
誰が何のために置いたのでしょう?
そこに集う「もの」たちは果たして
異世界からの使者なのでしょうか。
しかし、もう随分と前から
そこにあることが当たり前なので
生い茂る草花も入り混じり、
異世界のものか区別がつかないのが現状です。
研究を進めようとする人々もいますが、
これ以上踏み入るなとの現地の声もあります。
皆様はどう思われますか?
それでは、またお会い致しましょう。