待宵草

　ご覧頂きありがとうございます。 　上下紫色に金色の粉を散らした砂子ぼかしの色紙に、待宵草をあしらいました。 　竹久夢二の「まてどくらせどこぬひとを宵待草のやるせなさ」という歌でお馴染みですが、「宵待草」は語感の良さから待宵草を書き換えたのだとか・・・（?） 　そして月見草と間違われることもありますが、待宵草は調べてみると色々な種類があるようです。 　待宵草の花は黄色の和紙で折り、中心にオレンジ色の和紙の和紙をちぎりにし、その上に雄しべと雌しべを紙縒りにして置いています。横向きの花も折っています。 　上向きのつぼみや茎は緑色と若草色の和紙を紙縒りにしています。つぼみには薄紫色の和紙のちぎりが少し入っています。 　葉は濃淡のある緑色と若草色のもみ和紙で大中小と折り、若草色の和紙のちぎりが入っています。 　全て埼玉県の小川和紙を使用しています。 　２枚目の写真にあります色紙裏面には、毛筆サインと落款が押してあります。 　額に入れて飾って頂いても、３枚目の写真の色紙用のビニール袋でラッピングしてありますので、そのまま立て掛けて飾って頂いても楽しめます。 　また、３枚目の写真の色紙用のビニール袋の下にあります色紙包みに入れて発送致しますので、贈り物としてもご利用いただけます。 　一日花で儚くも可愛らしい花です。いかがでしょうか。 　飾って頂く時期が終わりましたら、湿度の低い風通しの良い日の当たらないところで保管されますと長くお楽しみ頂けるかと思います。