木版画で季節のぽち袋　～柏餅（かしわもち）～

和紙に木版で柏餅を摺り、ポチ袋をつくりました。 １セット3枚入りです。 柏餅の季語は初夏です。 端午の節句に柏餅が食べられるようになったのは、江戸時代の初期だそうです。 柏の木の葉には新芽が出るまで古い葉が落ちないという特性があることから、「家系が途切れない」という意味をかけ、一族繁栄・子孫繁栄を願う縁起の良い食べ物として定着したそうです。 縦138ｍｍ×横70ｍｍ（上部折り曲げた状態で、縦121ｍｍ×横70ｍｍ） 手作業でカット・成形しているため、多少のばらつきがあります。 和紙は白い奉書紙で、厚みがあり、しっかりしています。 水性版画絵の具で摺っているので、水がつくとにじみます。 色ごとに版を掘り、手で摺っているので、少しずれたり色がかすれたりします。 木版画の味として楽しんでいただけると嬉しいです。