けものみせの軟体動物ぬいぐるみ第二弾、ヤベガワモチのぬいぐるみです。
座布団みたいな背中の殻は手染めのファーで作成し、カタツムリの仲間らしいぴんと伸びた角の先には黒のガラスビーズを付けて、きらきらの黒い瞳にしてみました。
そして顔とお尻の部分にネオジム磁石を入れて付属のブリキバケツから顔を出せる様に細工をしてみた処、冷蔵庫にもぺったり貼り付くという事が判明し、当店には珍しく『ぬいぐるみ』以外で『メモ押え』という御仕事もこなせる(?)子が出来上がりました。
このぬいぐるみのモデルとなったヤベガワモチ、という不思議な名前の生き物、最初の出会いはTwitterでバケツの縁からひょっこりと顔を出した可愛らしい姿の写真でした。
初めて聞く、何だか美味しそうな名前の生き物、顔を出した写真からぴょこんと生えた二本の角からカタツムリの類なのだろうなとは判りました。
泥の上を這っている姿はぶつぶつがいっぱい生えた丸い座布団を背負ったぺったんこ、ぶつぶつ座布団は固そうな殻かと思いきや、動いてる姿や摘まみ上げられている様子を見るとふにゃふにゃと柔らかげ。
サイズはトコブシくらいとの事。あんまり大きくはありません。
固そうに見えて柔らかい、何とも不思議で変わった生き物でした。
不思議な第一印象のこの生き物は干潟に生きている、カタツムリに近い軟体動物である事、夜行性で泥の中に30cmも潜る時もあるという事。そして日本でも九州は有明海と八代海、その二つの海でも干潟の芦原にしかいないという絶滅危惧種であると知りました。
名前の由来となった矢部川を始めとして国内で彼等がいる干潟は10か所もないと言われ、その住処も護岸工事で失われていっているという事もまた、知りました。
姿は小さく色は地味で夜行性で見付けるのが大変、食べてる物は泥干潟表面の藻類というものなんだそうで、素人の自分から見ると、ぶっちゃけ地味かつマニアックな生き物、という感じです。
当店でぬいぐるみにしている同じ絶滅危惧種のアマミノクロウサギやスナネコに比べると知名度もとても低いですし、作者自身、Twitterでのまとめを知るまで名前すら知りませんでした。
知ってしまえば、こんなに愛嬌のある生き物が干潟にいる、新幹線や電車の高架下の汽水域の芦原に今ももぞもぞ動いているのかも知れない、そんな気持ちで車窓の外を眺められる様になり、ヤベガワモチやヒミツナメクジの様な軟体動物達にも興味を持って色々と調べられる様になりました。
興味、知識というのは別の世界に開く小さな『窓』であり『鍵』であり、何より『扉』だと、私は思っています。
冷蔵庫やブリキバケツにくっつくこの子がいつまでも可愛がって頂けるのと同じ様に、泥の中をもぞもぞ歩いて岩にくっつくこの愛嬌のある生き物が『絶滅』などという悲しい結末を迎えない様に、干潟や芦原にいつまでも彼等が在れる事を祈っています。
そして何より、私が一枚の可愛い写真からヤベガワモチという生き物を知り軟体動物の奥深さを知った様に、私の拙いぬいぐるみから『こんな生き物が本当にいるんだ』『作者は『可愛い可愛い』言ってるけど、本物はどんな風なんだろう』という興味のきっかけとなれば幸いです。
★こちらの写真の子はお迎えを頂けましたので、今後は受注生産とさせて頂きます。
ハンドメイドの作品ですので、写真と全く同じ顔とはなりません。御了承下さい。
なお、スチールバケツは『選択しない』のままですと付属になりますが、『不要』を選ばれた場合はバケツなしで御送りさせて頂きます(値段は変わりません)。バケツのデザイン選択は出来ませんので御了承下さい。
素材・フェイクファー・ネオジム磁石・グラスビーズ、フェルト、プラスチックペレット、スチール製バケツ
全長・約12cm
参考サイト
https://togetter.com/li/1194502 『バケツからひょっこり顔を出したこの変わった生き物は一体何?「可愛い! 初めて見た」「絶滅危惧種です」』
https://biodiversity.pref.fukuoka.lg.jp/rdb/rdbs/detail/201400526 『福岡県レッドデータブック・ヤベガワモチ』
☆ヒミツナメクジと同じく、軟体動物多様性学会【公式】様(Twitter @SocStudMollDiv ) に文章のチェックをして頂きました、ありがとうございます。
けものみせの軟体動物ぬいぐるみ第二弾、ヤベガワモチのぬいぐるみです。
座布団みたいな背中の殻は手染めのファーで作成し、カタツムリの仲間らしいぴんと伸びた角の先には黒のガラスビーズを付けて、きらきらの黒い瞳にしてみました。
そして顔とお尻の部分にネオジム磁石を入れて付属のブリキバケツから顔を出せる様に細工をしてみた処、冷蔵庫にもぺったり貼り付くという事が判明し、当店には珍しく『ぬいぐるみ』以外で『メモ押え』という御仕事もこなせる(?)子が出来上がりました。
このぬいぐるみのモデルとなったヤベガワモチ、という不思議な名前の生き物、最初の出会いはTwitterでバケツの縁からひょっこりと顔を出した可愛らしい姿の写真でした。
初めて聞く、何だか美味しそうな名前の生き物、顔を出した写真からぴょこんと生えた二本の角からカタツムリの類なのだろうなとは判りました。
泥の上を這っている姿はぶつぶつがいっぱい生えた丸い座布団を背負ったぺったんこ、ぶつぶつ座布団は固そうな殻かと思いきや、動いてる姿や摘まみ上げられている様子を見るとふにゃふにゃと柔らかげ。
サイズはトコブシくらいとの事。あんまり大きくはありません。
固そうに見えて柔らかい、何とも不思議で変わった生き物でした。
不思議な第一印象のこの生き物は干潟に生きている、カタツムリに近い軟体動物である事、夜行性で泥の中に30cmも潜る時もあるという事。そして日本でも九州は有明海と八代海、その二つの海でも干潟の芦原にしかいないという絶滅危惧種であると知りました。
名前の由来となった矢部川を始めとして国内で彼等がいる干潟は10か所もないと言われ、その住処も護岸工事で失われていっているという事もまた、知りました。
姿は小さく色は地味で夜行性で見付けるのが大変、食べてる物は泥干潟表面の藻類というものなんだそうで、素人の自分から見ると、ぶっちゃけ地味かつマニアックな生き物、という感じです。
当店でぬいぐるみにしている同じ絶滅危惧種のアマミノクロウサギやスナネコに比べると知名度もとても低いですし、作者自身、Twitterでのまとめを知るまで名前すら知りませんでした。
知ってしまえば、こんなに愛嬌のある生き物が干潟にいる、新幹線や電車の高架下の汽水域の芦原に今ももぞもぞ動いているのかも知れない、そんな気持ちで車窓の外を眺められる様になり、ヤベガワモチやヒミツナメクジの様な軟体動物達にも興味を持って色々と調べられる様になりました。
興味、知識というのは別の世界に開く小さな『窓』であり『鍵』であり、何より『扉』だと、私は思っています。
冷蔵庫やブリキバケツにくっつくこの子がいつまでも可愛がって頂けるのと同じ様に、泥の中をもぞもぞ歩いて岩にくっつくこの愛嬌のある生き物が『絶滅』などという悲しい結末を迎えない様に、干潟や芦原にいつまでも彼等が在れる事を祈っています。
そして何より、私が一枚の可愛い写真からヤベガワモチという生き物を知り軟体動物の奥深さを知った様に、私の拙いぬいぐるみから『こんな生き物が本当にいるんだ』『作者は『可愛い可愛い』言ってるけど、本物はどんな風なんだろう』という興味のきっかけとなれば幸いです。
★こちらの写真の子はお迎えを頂けましたので、今後は受注生産とさせて頂きます。
ハンドメイドの作品ですので、写真と全く同じ顔とはなりません。御了承下さい。
なお、スチールバケツは『選択しない』のままですと付属になりますが、『不要』を選ばれた場合はバケツなしで御送りさせて頂きます(値段は変わりません)。バケツのデザイン選択は出来ませんので御了承下さい。
素材・フェイクファー・ネオジム磁石・グラスビーズ、フェルト、プラスチックペレット、スチール製バケツ
全長・約12cm
参考サイト
https://togetter.com/li/1194502 『バケツからひょっこり顔を出したこの変わった生き物は一体何?「可愛い! 初めて見た」「絶滅危惧種です」』
https://biodiversity.pref.fukuoka.lg.jp/rdb/rdbs/detail/201400526 『福岡県レッドデータブック・ヤベガワモチ』
☆ヒミツナメクジと同じく、軟体動物多様性学会【公式】様(Twitter @SocStudMollDiv ) に文章のチェックをして頂きました、ありがとうございます。
サイズ
約12cm(バケツ別)
発送までの目安
14日
購入の際の注意点
目の部分に割れ物であるグラスアイやオニキスビーズを使用しております。
グラスアイ破損による怪我やプラスチックペレットの誤飲などの危険がありますので、小さいお子様やペットの玩具にはしないで下さい。
ネオジム磁石を使用しています。誤作動、故障、破損等の原因となる場合がありますのでパソコンやスマホには近付けない様に御注意下さい。
上記の注意事項を行い事故が遭った場合の補償は、固くお断りいたします。
ハンドメイドですので写真と全く同じ顔には作成は出来ません。
御理解の上、御注文をお願い致します。