桃色の縦縞柄の布製ブックカバー【文庫本サイズ】

桃色の縦縞の布を文庫サイズのブックカバーに仕上げました。どこかの道の駅で購入した反物の一部。端切れですので、幅が足りずに調整部に継ぎがあります。こういう縦縞が好きです。手触りも。自分用のブックカバーをこれ以上増やせないので出しますが･･･ 文庫本サイズで、調整部分は右止め、クリスティー文庫も入る大きさです。最大で500ページくらいの本に使えます。大事な本を傷めないよう、裏地には滑りにくい帆布を使っているので、手触りはしっかりしていますよ♪ ちくちく手縫いで作っています。縫い目が少し歪んでいることもありますが、それも味として楽しんでいただければ嬉しいです☆ いつも縫いながら、自分ならどんな本を読もうかと考えます。 時代小説もいいですが、しっかり者の女の子だと、今回は「ぼんくら陰陽師の鬼嫁」秋田みやびさんを思い出しました。 主人公　野崎芹は天涯孤独。なんとか大学に通っているが、バイトがなくなったうえに、アパートが火事になって家までなくなってしまう。 公園で途方にくれていると、着物の女の子が。少女は陰陽師である北御門皇臥の式神で、芹に式神が見えると知った皇臥は、芹を嫁として家に迎えてくれると言い出す。 破格の条件につられて付いていった芹だが、そのあとで、皇臥が式神以外の能力がない、ぼんくら陰陽師だと知って・・・といっても芹は皇臥を否定しません。なんのかんのと仲がいい二人と、下手すぎるイジワル（？）を頑張るお姑さん、個性的な式神が楽しいです。