前から作りたかった無脊椎動物のぬいぐるみ、その第一号は『ヒミツナメクジ』という何とも不思議な名前の動物がモデルとなりました。
初見はTwitterにて出て来た写真、つるつるぷにっとした身体に小さくて黒い目、申し訳程度にちょこんと付いた透明な角が何とも可愛い不思議な生き物でした。
写真を出されたのは『軟体動物多様性学会』( https://twitter.com/SocStudMollDiv )という初めて聞く団体のアカウントでした。
そちらで彼等についての事を見てみると『ナメクジ』と付いているけど普通のナメクジではないらしい事、でもだからと言ってウミウシでもなさげな事、とっても小さな生き物で宮古島や与那国島など、沖縄県の島々の、海辺の洞窟の岩の隙間とかに住んでいて出歩くのは夜だけとの事、環境省や沖縄県のレッドリストの両方で、絶滅危惧II類となるくらい本当に本当に数が少ない事、なのにどうやって増えるか何を食べてるのかも判っていない事、などが書かれていました。
その本当に本当に少ないヒミツナメクジとの出会いのお話が、以下のURLに発見者ご本人によって綴られています。
貝殻すらも殆ど残さない、生きた姿を誰も見た事がない不思議な美しい貝を探す事から始まって、海辺の洞窟の夜の時間にだけひっそり現れる不思議の国の精霊の様な美しい貝達の姿、そして更にその時まで誰にも存在を知られていなかった『ヒミツナメクジ』という愛らしくも謎に満ちた存在との出会いが穏やかで優しい波の音を思わせる、忘れ難い物語の様な筆致で描かれています。
是非ご覧ください。
https://twitter.com/SocStudMollDiv/status/1435343871706238977
こちらを読んで、ヒミツナメクジの可愛い姿に惹かれた人達が始めた #ヒミツナメクジチャレンジ というタグにぬいぐるみを作って参戦した処、軟体動物多様性学会の方や他の方々にも『可愛い』『欲しい』と御好評頂き、今回もう一回り大きなサイズの子と共にこちらで出展するに至った、という長い次第です。
このぬいぐるみは型紙を作成せずに全くのフリーハンドで布地に縫い線を描いて二枚合わせでミシンで縫製、という方法で作っているので一匹一匹個体差が激しいですし、普段の型紙と違って輪郭も非対称で、ちょっと不定形みたいな感じにしました。
そしてその方がこの可愛い軟体動物には似合っていると、店主は思います。
中身はプラスチックペレットを薄く入れて、にぎにぎするとふにゃふにゃとお腹や身体が凹んでこれまたいつまでも手の中で握っていたくなる感じに出来ました。
目は黒いビーズで、そして透明な小さな角は透明なアクリルビーズを付けて表現し、手に握り込んで親指をお腹に当て、くの字に曲げると『ん?』という感じにちょっと小首を傾げて(首はありませんが)可愛らしく見返してくる様になってくれました。
ちなみに、このぬいぐるみの目に使っている黒いオニキスビーズは直径6mm、ちょうど本物のヒミツナメクジと同じくらいの大きさです。
このぬいぐるみの目くらいの小さな生き物が、ビーズの上で不思議そうに首(?)を傾げていたら、ちょっと可愛いな……などと作りながら想像した店主です。
なお、これは家庭科を始めた御子様と一緒でも作れるくらい簡単な作りのぬいぐるみなので、店主のTwitterでこのサイズの子のレシピを公開しております。
お手持ちの可愛い布で作ってみたいという方は是非挑戦してみて下さい。
そして出来れば #ヒミツナメクジ #ヒミツナメクジチャレンジ のハッシュタグを付けてSNSに出して頂けると店主が嬉しいです。
https://twitter.com/kazamashow/status/1435584841811054596
この絶滅危惧II類であるヒミツナメクジや彼等と同じくひっそりと夜の中を過ごす貝を始めとした小さな生き物たちは、その生態故に人の目に触れ難く、存在すら気付かれないままに開発の波の中に消えていく危機と常に隣り合わせの場所にいます。
彼等を発見された方は、その生態の不思議さから『妖精』と例えた店主に対して『知る人がいなくなると生命を喪う』存在だと仰いました。
今回の出品が可愛らしいヒミツナメクジは決して非現実的な空想の存在である『妖精』ではなく、自分達人間と同じく現実という地平に懸命に生きる『生命』としてずっと在り続ける為の『周知』の一助となれば幸いです。
☆現在即納可能なのは、ヒョウ柄暗色のみとなっております。他の子は受注生産となります。
素材:アクリルファー、オニキスビーズ、アクリルビーズ、プラスチックペレット
前から作りたかった無脊椎動物のぬいぐるみ、その第一号は『ヒミツナメクジ』という何とも不思議な名前の動物がモデルとなりました。
初見はTwitterにて出て来た写真、つるつるぷにっとした身体に小さくて黒い目、申し訳程度にちょこんと付いた透明な角が何とも可愛い不思議な生き物でした。
写真を出されたのは『軟体動物多様性学会』( https://twitter.com/SocStudMollDiv )という初めて聞く団体のアカウントでした。
そちらで彼等についての事を見てみると『ナメクジ』と付いているけど普通のナメクジではないらしい事、でもだからと言ってウミウシでもなさげな事、とっても小さな生き物で宮古島や与那国島など、沖縄県の島々の、海辺の洞窟の岩の隙間とかに住んでいて出歩くのは夜だけとの事、環境省や沖縄県のレッドリストの両方で、絶滅危惧II類となるくらい本当に本当に数が少ない事、なのにどうやって増えるか何を食べてるのかも判っていない事、などが書かれていました。
その本当に本当に少ないヒミツナメクジとの出会いのお話が、以下のURLに発見者ご本人によって綴られています。
貝殻すらも殆ど残さない、生きた姿を誰も見た事がない不思議な美しい貝を探す事から始まって、海辺の洞窟の夜の時間にだけひっそり現れる不思議の国の精霊の様な美しい貝達の姿、そして更にその時まで誰にも存在を知られていなかった『ヒミツナメクジ』という愛らしくも謎に満ちた存在との出会いが穏やかで優しい波の音を思わせる、忘れ難い物語の様な筆致で描かれています。
是非ご覧ください。
https://twitter.com/SocStudMollDiv/status/1435343871706238977
こちらを読んで、ヒミツナメクジの可愛い姿に惹かれた人達が始めた #ヒミツナメクジチャレンジ というタグにぬいぐるみを作って参戦した処、軟体動物多様性学会の方や他の方々にも『可愛い』『欲しい』と御好評頂き、今回もう一回り大きなサイズの子と共にこちらで出展するに至った、という長い次第です。
このぬいぐるみは型紙を作成せずに全くのフリーハンドで布地に縫い線を描いて二枚合わせでミシンで縫製、という方法で作っているので一匹一匹個体差が激しいですし、普段の型紙と違って輪郭も非対称で、ちょっと不定形みたいな感じにしました。
そしてその方がこの可愛い軟体動物には似合っていると、店主は思います。
中身はプラスチックペレットを薄く入れて、にぎにぎするとふにゃふにゃとお腹や身体が凹んでこれまたいつまでも手の中で握っていたくなる感じに出来ました。
目は黒いビーズで、そして透明な小さな角は透明なアクリルビーズを付けて表現し、手に握り込んで親指をお腹に当て、くの字に曲げると『ん?』という感じにちょっと小首を傾げて(首はありませんが)可愛らしく見返してくる様になってくれました。
ちなみに、このぬいぐるみの目に使っている黒いオニキスビーズは直径6mm、ちょうど本物のヒミツナメクジと同じくらいの大きさです。
このぬいぐるみの目くらいの小さな生き物が、ビーズの上で不思議そうに首(?)を傾げていたら、ちょっと可愛いな……などと作りながら想像した店主です。
なお、これは家庭科を始めた御子様と一緒でも作れるくらい簡単な作りのぬいぐるみなので、店主のTwitterでこのサイズの子のレシピを公開しております。
お手持ちの可愛い布で作ってみたいという方は是非挑戦してみて下さい。
そして出来れば #ヒミツナメクジ #ヒミツナメクジチャレンジ のハッシュタグを付けてSNSに出して頂けると店主が嬉しいです。
https://twitter.com/kazamashow/status/1435584841811054596
この絶滅危惧II類であるヒミツナメクジや彼等と同じくひっそりと夜の中を過ごす貝を始めとした小さな生き物たちは、その生態故に人の目に触れ難く、存在すら気付かれないままに開発の波の中に消えていく危機と常に隣り合わせの場所にいます。
彼等を発見された方は、その生態の不思議さから『妖精』と例えた店主に対して『知る人がいなくなると生命を喪う』存在だと仰いました。
今回の出品が可愛らしいヒミツナメクジは決して非現実的な空想の存在である『妖精』ではなく、自分達人間と同じく現実という地平に懸命に生きる『生命』としてずっと在り続ける為の『周知』の一助となれば幸いです。
☆現在即納可能なのは、ヒョウ柄暗色のみとなっております。他の子は受注生産となります。
素材:アクリルファー、オニキスビーズ、アクリルビーズ、プラスチックペレット
サイズ
12cm
発送までの目安
7日
購入の際の注意点
割れ物であるグラスアイを使用しております
グラスアイ破損による怪我やペレット、ビーズの誤飲などの危険がありますので、小さいお子様やペットの玩具にはしないで下さい。
大きさ、重量のある子ですので宅配便での配送とさせて頂きます。御了承下さい。
この商品は受注生産ですが、作品は写真の生地とは異なります。
生地の色の指定等は受け付けておりませんので、御了承下さい。(基本的にブチ模様の子になります)
配送時の破損等は着払いで返送頂ければ、修理後に返送致します。
購入後のメンテナンスも受け付けておりますので、お気軽にご相談下さい。